米粒の表面近くには油あるいはたんぱく質があり日本酒を造るためには好ましくない。そのため精米して数10%を削り取る工程がある。しかし、有用なでんぷん質まで捨てることは無駄である。油分、たんぱく質だけを超臨界CO2で抽出することを試みた(2004年度卒論:T.Kato)。
実験装置
左より抽出前の米粒、以後3時間ごとの(3,6,9,12時間後)状態
胡桃からの油分の超臨界抽出。左は抽出前。右へ3時間ごとの様子
くるみからの抽出物を水に導いたときの様子。左から3,6,9時間後の様子